リノベーションに適した家、適さない家とは?
2021.08.20
リノベーションは、既存の建物の大幅な改修工事のことです。
柱や梁の大きな変更こそないものの、内装材を剥がしたり、天井を剥がすこともあるため、、建物自体の耐久性もとても重要です。
例えば、リノベーションを行う場合、築年数が19年を超えているかどうかが大きなポイントです。
それ以上超えてしまっていると、耐震補強工事が必要になり、大幅な工事費用がかかります。
それこそ建て直した方が良いぐらい高額になってしまうこともあります。
そしてリノベーションを行う際は、大手ハウスメーカー施工による家の方が耐震基準を満たしているケースが多いので、リノベーションしやすいと言われています。
構造上、柱と梁を組む軸組工法は、間取りの変更自由度が高ければ高いほど、リノベーションもしやすいです。
例えば、最近増えている2×4工法。
こちらは壁で建物を支えている構造なので、従来の軸組工法に比べればリノベーションがしづらいです。
状況によっては非常に重要な柱となる壁もあるので、そういったところは間取りの変更がしづらいです。
リノベーションをお考えの方は、まずはどういった工法で作られていて、どんな間取りなのか資料を業者に見せることをお勧めします。