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新築の注文住宅で後悔することはある?よくある後悔事例10選について対策も解説します

2024.09.26

自分の希望をふんだんに取り入れられるはずの注文住宅ですが、住んでから「これは失敗…」と後悔している方も実は多いです。

 

形のないものからイメージだけが膨らみ、実際に暮らすと不便を感じることもあります。

 

後悔のない家づくりのためには、“失敗例からの学び”も必要です。どんな方がどんな点を後悔しているのかを知ることで、マイホーム計画に活かすことができます。

 

今回は、実際に注文住宅を建てた人の後悔事例を紹介しつつ、「失敗しないためにはどうすべきか」というポイントもご紹介していきます。

 

 

 

 

新築注文住宅の後悔事例と対策

注文住宅では、「念入りに打ち合わせを重ねて作ったはずなのに後悔している」と、何かしら後悔の気持ちを抱えている方が結構います。

 

図面上でいくらイメージ通りに作ることができても、実際に“暮らす”となると不便や不満が出てしまうのです。

 

ありがちな後悔事例とともに、その対策についていくつかご紹介していきます。

 

玄関が暗い…。日中なのに照明が必要で大後悔

玄関の採光性をまったく考えずに「暗い玄関になった」と後悔をしている方もいます。

 

玄関の広さや向きにもよりますが、まったく窓をつけないと暗くなりがちです。昼なのに電気をつけなければ暗いのは、せっかくの新築なのに残念ですよね。

 

玄関のどこかに小さな窓を取り付けると光を取り込むことができます。

 

また、最近は、玄関ドアもおしゃれなデザインのものが多く、明り取りが工夫されているものを選ぶといいでしょう。

 

採光部分は「上部だけ」「スリット」などがあります。同じ光でも上部に少し採光部分があるよりも、縦長のスリットの方が明るい傾向です。

 

コンセントの位置と数で後悔

せっかくコンセントを取り付けたのに“位置の悪さ”で使い勝手が悪いケースはよくあります。

 

「コンセントが足りない」という後悔も多いです。コンセントが足りないと延長コードなどで対応できますが、見栄えはよくありませんよね。

 

また、「足りないよりも多い方がいい」とコンセントの数が多過ぎて失敗する例もあります。使わないコンセントになるともったいないばかりか、ホコリが入らないための対策も必要になってきます。

 

コンセントは“あればいい”というよりも、“何に使うのか”をイメージしながら位置と数をよく考えましょう。

 

トイレの位置が悪かった

トイレの位置で失敗を感じている方もいます。リビングや寝室の隣にトイレを配置したため、「使用中の音が気になる」という後悔もあります。

 

特に、「寝室の横にトイレ」は、寝ているときに誰かが使うと扉や水が流れる音がダイレクトに響きます。

 

トイレの場所はそれほど重視しない方もいるかもしれませんが、トイレまでの動線や配置は十分に考えましょう。

 

壁紙のデザインと色を失敗した

子供部屋に可愛すぎるデザインを選んで後悔している方もいます。

 

たとえば、「男の子だから水色・女の子だから可愛らしいピンク色」「楽しくなるように天井に青空と雲のデザイン」など、いかにも子供らしい壁紙は可愛くて素敵ですよね。

 

ただ、子供は年齢とともに子供っぽさへの反応も変わってきます。家を建てて数年後、「子供っぽい壁紙が嫌」と言われる可能性もあります。

 

年齢の変化にも目を向け、あまり左右されない無難なデザインを選ぶのもおすすめです。

 

また、部屋の目的によっても壁紙選びは慎重にしたいところ。寝室に派手な色やデザインの壁紙では落ち着かないですし、家族みんながゆっくり過ごしたいリビングに暗めの色を選ぶとどんよりした気持ちになってしまいます。

 

壁紙はサンプルだと小さいですが、実際に貼るとイメージと違うこともあります。

 

いつも視界に入るものとなる壁紙ですから、どんな風に過ごしたい部屋かを意識しながら、色やデザインによる効果もふまえつつ、慎重に選んでくださいね。

 

トイレの床をフローリングにして失敗…

トイレの床をフローリングにして後悔している方もいるようです。

 

フローリングは廊下と統一感があってオシャレですが撥水性はなく、洗浄時の「水」や尿、洗剤の付着などでどんどん材質が傷んできます。尿跳ねはニオイもこびり付いてしまいます。せっかくの新築のトイレも残念な気持ちになりますよね。

 

もともとトイレは水を使う場所のため、撥水性があまりないフローリングは慎重に検討しましょう。

 

トイレは、水分に強いクッションフロアが人気です。“フローリング調”のデザインやタイル調など、おしゃれなデザインで撥水性やお手入れ性の高いものから選ぶことができます。

 

駐車しづらい

「1台分の駐車スペース×車の保有台数」だけで駐車スペースを作ったものの、実際には扉の開閉や出入り時に狭さを感じて後悔することもあります。

 

ひとくちに車とはいっても、軽自動車と大型の車では縦横サイズがまったく違いますよね。

 

それに、出入りするときも隣に車にぶつからないようにしなければならず、ぎりぎりなサイズ感で駐車スペースを作ると後悔しがちです。

 

出入りするときのシミュレーションをしながら選んでみてくださいね。

 

造り付けの棚に関する後悔

間取り計画の際、造り付けの収納やデスクを造ることができるのも注文住宅の魅力ですよね。

 

既成の物を探すとサイズが微妙に合わずにぴったりフィットするものをなかなか見つけられないケースが多いですが、造り付けならサイズ感も安定性も満足です。書斎の本棚やデスクを造り付けで作る方もいます。

 

ただ、固定されている「造り付け」は気軽に移動ができません。

 

「書斎を作ったけれど使っていない」と十分に活用できずに、デッドスペース化しているケースもあるようです。

 

また、逆パターンで「造り付けの棚を設置すればよかった」という後悔をする方もいます。

 

たとえば、納戸のスペースだけ作ったものの、既成の棚を並べたら使い勝手が悪いというケースもあります。確実に“収納スペースとして使う”ことが分かっている場合なら、造り付けの棚を取り付けた方が空間がすっきりとまとまることも多いです。

 

収納やデスクなど造り付けの棚などを検討する場合は、どんな風に使うかをシミュレーションしながら考えていくことが大事です。

 

もうひとつ部屋を作ればよかった

部屋数が足りないという後悔事例も結構あります。

 

土地面積によって一概に言えませんが、家を建てる際は予算との兼ね合いで「現状」に合わせた部屋数を考える方も多いでしょう。

 

ただ、将来的に「子供が増えた」「高齢の親を迎え入れることになった」と部屋数が足りなくなって後悔するケースも少なくありません。

 

そこでおすすめなのは可変性のある間取りです。リビングと一続きとして使える部屋を作り扉で区切っておく、少し広い子供部屋を作っておき将来的に間仕切りで2部屋にできるようにするなど、部屋数が足りなくなったときにフレキシブルに対応できる間取りを計画してみてはいかがでしょうか。

 

ここ福山市で注文住宅を建てる方のなかにも「間取りに柔軟性をもたせたい」というお話をお聞きすることがあります。当社でもお客様のご要望に合わせた間取りを考えてまいりますのでお気軽にご相談ください。

 

窓のサイズや配置を失敗した

大きな窓は、明るくて開放的で憧れますよね。

 

ただ、掃き出しまどのように、床から身長を超えるくらいの大きい窓を作ると“壁”がなくなり「家具を置けない…」という失敗も多いです。採光性確保のために窓の数を多くし過ぎると「耐震性が不安」と後悔する方もいます。

 

基本的にはしっかりと構造計算しながら強度的な問題をクリアした設計をしますが、窓数が少ないケースと比べると耐震性が劣る可能性は高いでしょう。

 

また、窓が足りなくて後悔という逆パターンで後悔する方もいます。「隣地から見えそう。通行人から見えそう。物が置けない」と窓を諦めるのではなく、採光や通風を叶えるために少し高い位置に窓を設置する「高窓」などの選択肢もあります。

 

福山市で注文住宅を建てる際、窓のことでお悩みの際はお気軽にご相談ください。

 

土地選びに失敗

立地で失敗を感じる方もいます。

 

建物の外観・内部であれば、後悔ポイントは“リフォーム”などでの解決ができるケースも多いです。でも、立地だけはどうしようもできません。

 

・通勤時間になると道路がかなり混む

・夜になると周辺が暗い

・子供の学校まで徒歩だと遠く感じる

などの不満は実際に住み始めてから分かるケースもあるでしょう。

 

土地選びで大切なのは、価格だけで安易に買わず、生活をイメージしながら選ぶことです。日中・夜間・平日・土日祝日では交通量も明るさも異なるため、最低でも時間を変えて3回は見に行くと雰囲気を掴むことができます。

 

ただ、あまりこだわり過ぎると土地選びが難航しますので、「妥協できるポイント・妥協したくないポイント」を明確に土地選びしましょう。

 

 

 

注文住宅で後悔しないためのポイント

後悔事例を知ることはもちろんですが、施工会社との関係性も後悔をしないためのポイントになります。

 

施工会社にまかせっきりにしない

施工会社は家づくりのプロなので、まかせておけば安心という気持ちになることもあるでしょう。

 

ただ、細かい要望を伝えなかったことが「不便・イメージと違う」と後悔へと繋がることも多いです。

 

一生に一度とも言えるマイホーム。せっかく注文住宅を建てるなら、自分が考えるイメージを形にしたいものですよね。

 

「こんな細かい要望でもいいのかな…」「質問したいけれど上手く伝えられない」など遠慮すると、イメージと違う家になるかもしれません。希望することがあれば遠慮せずに伝えてみましょう。

 

また、担当者との打ち合わせの際、いかにイメージ通りに伝えられるかもポイントです。インターネットや家づくりの情報誌などからの切り抜きなど、自分なりのこだわりをまとめておくと伝えやすくなります。

 

経験豊富な施工会社への依頼が大事

今や、家づくりを依頼できる会社は多数あります。

 

ただ、注文住宅を建てるなら、注文住宅の実績がある会社を選ぶことが大事です。

 

たとえば、「不動産売買を中心にしているけれど家づくりもできる」といった不動産会社に家づくりを依頼した場合、専門が不動産売買のため、担当者の知識が薄い可能性もあります。質問した際に、すぐに返答が来ず、もどかしい気持ちになるかもしれません。

 

その点、注文住宅を得意としている住宅会社なら、過去の実績・施工事例も多く、注文住宅のノウハウも知り尽くしています。地域に根付いた家づくりをしている会社も、土地の状況に合わせてさまざまな提案ができる点も魅力です。

 

当社も福山市で注文住宅を建てることに携わっています。土地選びのこと、家づくりのことなど、何なりとご相談ください。

 

 

 

まとめ

何もないところから作り上げていく注文住宅は、期待が膨らみますよね。「素敵なキッチン」「可愛い壁紙」「おしゃれなリビング」など見た目のイメージが先行しがちですが、住んでから後悔を感じる方は多いです。

 

生活スタイルはそれぞれのご家庭によって全く違うので、生活動線や家事動線など現実的な部分にも目を向けることが大事です。

 

実際に建てた人の失敗事例から学べることはたくさんあります。今回お伝えしたもののほか、注文住宅で家を建てた友人にも話を聞くのもおすすめです。大方満足している方でも、少なからず「ここが不満」「これは失敗した」という話を聞けるケースもあります。

 

また、注文住宅で建てるなら“注文住宅”という家づくりを得意としている施工会社に依頼しましょう。

 

私どもは広島県福山市を中心とし、多くのお客様の注文住宅を建ててまいりました。お客様の満足の家づくりができるようにしっかりとサポートさせて頂きます。

 

ご不安な点やご希望する点などがございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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