木造軸組工法ってどんな方法?その特徴とは!
2024.05.20
昔から伝わる伝統的な建物の建て方として、木造軸組工法と呼ばれるものがあります。
柱や梁などの建物の構造の主体となる部分から作っていき、その後屋根を取り付け、壁などの内装部を構成していく方法です。
とてもオーソドックスな方法で、今でも行われている方法です。
現在でも国内メーカーのほとんどがこの木造軸組工法を採用しています。
シンプルな構造になっているので、間仕切りを後から作ったり、間取り変更もしやすいのが魅力です。
一方で、木造壁式工法と呼ばれるものもあります。
木造軸組工法が柱を軸にしているものに対し、こちらは壁を軸に構成されているもの。
壁にかかる比重を多めに取ることで、建物の安定性が高まる方法です。
建物の安定性が高まるなら、そちらを使えば良いのではないかと思うかもしれません。
しかし日本のように湿気が高い場合は、壁の比率が高まってしまうと、建物内の腐食やカビのリスクが高まります。
雨量の少ない地域であれば良いのですが、日本は梅雨などもあるので、あまり向かない工法と言えるでしょう。
このように建物を建てるときには、様々な方法を用いて建設されていきます。
弊社でも木造軸組工法を軸に建設を行っています。
注文住宅やリフォームに対応していますので、お気軽にお問い合わせください。