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福山市で家を建てる時に使える補助金|申請時の注意点も解説

2024.06.21

家を建てる時に利用できる補助金があることを知っていますか?

補助金があることを知っているのといないのとでは、支払う費用に大きな差が出てくることも少なくありません。

そこで今回は、家を建てるときに使える補助金制度について解説。

広島県福山市で家を建てる際に使える独自の補助金や、補助金申請時の注意点についても紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

福山市で家を建てる時に使える補助金

福山市で家を建てる時に使える補助金は以下の通りです。

  • 福山市空家リノベーション事業補助
  • 子育てエコホーム支援事業
  • 給湯省エネ2024事業

それぞれの補助金について詳しく解説していきます。

福山市空家リノベーション事業補助

空き家を購入・貸借し、リノベーション等を実施する際に受け取れる補助金が「福山市空家リノベーション事業補助」です。

この補助金は、子育て世帯や新婚世帯、移住・定住希望者が空き家を購入または貸借し、自らが居住するためにリノベーションする際に申請できます。

 

対象となる空家の条件は、1年以上居住者がいないことや、耐震性能を有していることなどとなっています。耐震性能を有していない場合でも、リノベーションに合わせて耐震性を確保できる場合は申請が可能です。

 

空家リノベーション事業補助を申請できる人の条件は以下の通りです。

 

1.空き家に年以上(移住者は10年以上)居住をする者であって、次のいずれかに該当する者。

・新婚世帯:新整備において、故人びから3年以内である夫婦または補助事業完了日までに婚姻する予定の者

・子育て世帯:申請日において18歳に達する日以降の最初の3月31日までの間にある者または妊娠している者が属する世帯

・移住者:申請日において福山市に3年以上継続して居住しており補助事業完了日までに市外から福山市へ住民票を異動する予定の者

・定住者:申請日において福山市に転入して3年が経過していない者

2.空き家を売買、相続もしくは贈与により取得または貸借する者

3.新たに自らが居住するために工事をおこなう予定の者

 

さらに細かい条件は、市役所住宅課までお問い合わせください。

 

支給される補助金の額は以下の通りです。

 

対象者

補助金額(上限)

新婚・子育て世帯

50万円

移住・定住者(新婚・子育て世帯を除く)

30万円

親世帯と同居または近居する場合

上記金額に10万円加算

出典:福山市|空家リノベーション事業補助について

子育てエコホーム支援事業

子育てエコホーム支援事業は、福山市の補助金ではなく、国土交通省が運営する国の補助金です。

この補助金制度は、エネルギー価格など、物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の購入や、住宅の省エネ改修などに対して支援することで、2050年のカーボンニュートラルの実現を図る事業です。

 

子育てエコホーム支援事業で支給される補助金の額を以下の表にまとめました。

 

住宅基準

補助金額(上限)

長期優良住宅

1住戸につき100万円

ZEH水準住宅

1住戸につき80万円

出典:国土交通省|子育てエコホーム支援事業 事業概要

給湯省エネ2024事業

経済産業省が運営する給湯省エネ2024事業。家庭のエネルギー消費で大きな割合を占めている給湯分野について、高効率給湯器の導入を支援し、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」という目標を達成することを目的とする事業です。

戸建住宅に新たに高効率給湯器を設置することで受け取れる補助金なので、条件が合えば、新築住宅の購入でも申請可能です。

 

支給される補助金額は、以下の表のように導入する給湯器の性能によって変わってきます。

 

設置する給湯器

補助金額

ヒートポンプ給湯器(エコキュート)

1台につき8万円

電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用給湯器

(ハイブリット給湯器)

1台につき10万円

家庭用燃料電池(エネファーム)

1台につき18万円

出典:経済産業省|給湯器省エネ2024事業 事業概要

 

いずれも上限が設けられており、戸建住宅の場合はいずれか2台までです。

補助金を申請する際の注意点

補助金を申請する際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

今回紹介する注意点は以下の3つです。

  • 対象条件を満たしているか確認する
  • 早期に締め切る可能性がある
  • 補助金は後から支給される

ひとつずつ詳しく解説していきましょう。

対象条件を満たしているか確認する

補助金の申請をする前に、まずは補助金の対象条件を確認しておきましょう。

対象条件を満たしていない場合、当然のことながら申請しても却下されてしまい、補助金を受け取ることができません。

補助金の種類によって対象条件は異なるので、まずは自分が、申請しようとしている補助金の条件を満たしているかどうかを確認することが重要です。

早期に締め切る可能性がある

補助金制度のほとんどは、予算が限られており、その予算に達した時点で募集が締め切られます。

特に人気のある補助金は、申請開始直後から多くの申請が集まり、短期間で締め切られてしまうことも。

補助金の申請を考えている場合は、早めに情報収集をおこない、必要な書類を準備しておくことが大切です。

補助金は後から支給される

補助金のほとんどは、実際の工事や設備の導入が完了した後に支給される仕組みとなっています。つまり、まずは自己資金で工事をおこない、その後に補助金を受け取る形となります。

このため、補助金をあてにして工事を計画する場合でも、まずは自己資金の確保が必要です。

また、補助金の申請手続きや支給までの期間を考慮し、余裕を持った計画を立てることが重要です。

まとめ

広島県福山市で家を建てる際には、さまざまな補助金制度を活用することで、経済的な負担を軽減することができます。

補助金を申請する際には、対象条件を満たしているかを確認し、早めに情報収集と準備をおこなうことが重要です。

さらに、補助金は後から支給されることが多いことも頭に入れ、自己資金の確保や余裕を持った計画を立てることが求められます。

福山市で使える補助金の制度をうまく活用し、理想の住まいを手に入れましょう。

 

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